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思誠寮について
思誠寮の概要、運営形態を説明します。
信州大学の学生寮
- 思誠寮は信州大学の男子学生のための寄宿舎です。
人文・経法・経済・理学の各学部とこれらを基礎とする大学院の学生が入寮することができます。
- 学部2〜4年生と院生が入寮することができます。
特例として学部1年生が入寮することもありますが、1年生は原則としてこまくさ寮に入寮し、2年生進級時に思誠寮に入寮します。
- 人文・経法・経済・理学部の女子学生は思誠女子寮に入寮できます。
- 人文・経法・経済・理学部以外の各学部にも寮が設置されています。詳細は信州大学学生総合支援センターのサイトをご覧ください。
思誠寮略史
- 思誠寮は旧制松本高等学校の学生寮として大正9年(1920年)9月に開寮しました。
当時松本高等学校は松本市県(あがた)にあったため、思誠寮も県に置かれました。現在、松本高等学校跡地(後の信州大学県町校舎)はあがたの森公園になっています。
- 思誠寮の名前は『孟子』の「誠ハ天ノ道ナリ、誠ヲ思フハ人ノ道ナリ」から取られました。
- 松本高等学校時代の在寮生には作家の北杜夫氏がおり、氏の著作「どくとるマンボウ青春記」に在学中の生活が描かれています。
- 信州大学が現在の旭キャンパスに移転した後も思誠寮は県に置かれていましたが、昭和58年(1983年)3月に現在地の横田に移転しています。
現在の思誠寮の建物は横田移転時に建てられたものです。
思誠寮の運営
- 思誠寮は寮生が寮全体の運営を行う自治寮です。
大学が雇用した寮職員の方がおり、共用部分の掃除を行ってくれますが、寮の環境整備や寮費の回収などはすべて寮生自身が行っています。
- 思誠寮の最高議決機関は年4回行われる総会です。寮生は総会とその前に行われる集会に必ず出席しなければなりません。
- 入寮してから1年間は新人として、寮内行事に積極的に参加してもらい寮生活に慣れてもらうようにしています。
- 思誠寮の基本的な業務運営は委員会が行います。委員会の仕事は自治寮運営の重要な役割を担っているため、各委員が責任をもって取り組みます。
委員会は総務委員長(寮長)・副総務委員長(副寮長)・対外総務・会計総務・庶務部・炊事部・生活部・文化部で構成されます。
- また、寮祭を運営する寮祭実行委員会もあります。
寮生は入寮から卒寮までに庶務・炊事・生活・文化の各部のうちいずれか1つと、総務もしくは寮祭実行委員を経験することになります。
- 委員会に所属しない寮生も、事務当番や大掃除など、寮の日常業務を分担して行います。
- 思誠寮は自治寮なので、風紀を乱す方には最悪出て行ってもらうこともあります。
寮費について
- 思誠寮は経済的に大学への就学が困難な学生を支援するための厚生施設です。
- そのため、民間のアパートで家賃に相当する寄宿料は4,300円と安価になっています。
これ以外に寮生が月々支払う費用には水道光熱費や寮祭などの各種積立金があります。
- 寄宿料と水道光熱費等は毎月10日頃に張り出され、会計総務にまとめて支払います。
- 季節によって水道光熱費が変動するため、毎月の寮費は一定ではありませんが、おおむね10,000〜13,000円程度が寮費になります。
入寮案内
- 例年、夏休み前から冬休み前後にかけて学内で他学部の寮と合同入寮説明会を行っています。
- 思誠寮の入寮手続きはすべて寮生が行います。入寮時には面接や保護者の収入等を勘案して入寮者の選定を行います。
- 入寮を希望する方や寮の見学を希望する方は連絡先より思誠寮までご連絡ください。担当者が応対いたします。